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重度肝障害の男児 善意の募金、誤解困った 虚偽会見影響

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悪貨は良貨を駆逐する 




 重度の肝障害を患う1歳男児に米国で移植手術を受けさせようと両親や友人らが進める募金活動に、「詐欺ではないか」との抗議や問い合わせが相次いでいる。8日に東京都内で「心臓病の児童の親族」をかたった女性が開いた記者会見がウソだったことが影響しているとみられ、活動に関わる関係者は誤解の払拭(ふっしょく)に努めている。

     男児は埼玉県秩父市の大河原政人さん(29)の長男、優真(ゆま)ちゃん。昨年秋に生まれたが、腸閉塞(へいそく)が発覚。腸の大部分を摘出して肝臓に負担がかかり、8度の手術を繰り返したが、さらに米国で六つの臓器の同時移植手術が必要という。

     両親と友人らは「救う会」を結成。埼玉県庁で今月7日に記者会見し、同席した埼玉医科大病院の医師3人が病状を説明した。同病院小児科の筧紘子医師は「残された時間は少ない」と訴えた。

     ところが、厚生労働省で翌8日に開かれた女性の記者会見の内容が虚偽と判明。「救う会」に「詐欺では?」と問い合わせる電話がこれまでに十数件あった。東京・池袋で13日に約20人で行った募金活動では「詐欺じゃないの?」と言って通り過ぎる人もいた。

     救う会事務局の根岸美奈さん(30)は「私たちに声をかけてくれる人には『決して詐欺ではない』と説明できるが、誤解したまま通り過ぎる人もいるはず」と懸念している。

     国外では医療保険が適用されず、必要な費用は医療費を含め約2億円に上る。政人さんは「誠に勝手なお願いですが力をお貸しください」と訴えている。詳細は同会ホームページ(http://www.yumakun.net/)。

    http://mainichi.jp/articles/20161116/k00/00e/040/231000c