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新元号の選定本格化=作業は秘密裏に進行-政府、「平成」踏襲〔深層探訪〕

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元号の選定にまで、オープンにしろってか?
そんなのを秘密裏なりオープンにされた所で、日本の今後に何の影響もないわw


 天皇陛下の退位と皇太子さまの新天皇即位まで残り1年となり、政府は新元号の選定を本格化させる。今回は天皇崩御を前提としないため、識者から検討過程の透明化に期待する声も出ているが、首相官邸は厳しくかん口令を敷いており、作業は秘密のベールに包まれている。

 「新しい元号は広く国民に受け入れられ、生活に深く根ざすものにしなければいけない。具体的な選定は『平成』の選定の過程を踏まえながら進めたい」。安倍晋三首相は1月のテレビ番組でこう語った。戦後初となった1989年の改元の手順を踏襲するのが政府の基本方針だ。

 ◇「漢字2字」など6基準
 元号選定手続きに関し、政府は79年の元号法制定後、閣議報告の形で留意事項をまとめている。(1)国民の理想としてふさわしい、良い意味を持つ(2)漢字2字(3)書きやすい(4)読みやすい(5)過去に元号または天皇崩御後の贈り名として用いられていない(6)俗用されていない-の6基準だ。

 平成の代替わりの際、政府の作業を取り仕切った石原信雄元官房副長官によると、1年以上前に学者数人に新元号の考案を依頼。各人から複数案を意味と出典の説明付きで提示してもらい、6基準に従って「平成」「修文」「正化」の3案に絞り込んだ。そこで選定作業を中断したのは、事前に漏れても差し替える余地を残すためとみられる。

 石原氏は、最終案を選ぶのは皇位継承当日に招集する「元号に関する懇談会」の場と想定し、有識者8人に就任を前もって打診。「招集をかけたときはお願いします」「正月も東京から離れないでほしい」などと頼んでいた。

 89年1月7日午前6時33分、昭和天皇崩御されると、政府は直ちに8人に電話。午後1時すぎから開かれた会議では6人が「平成」を支持し、2人が別の案を推した。その2人も「やっぱり平成がいい」と納得すると、政府は懇談会を休憩にして衆参両院の正副議長に報告した。

 正副議長の了解を得た後、政府は懇談会を再開して新元号を内定。午後2時前に閣僚を招集して経過を報告した後、閣議で「元号を平成に改める」との政令を決定した。石原氏は閣議直前に至って「もう変更はない」と確信し、宮内庁に電話で「陛下のお耳に入れてほしい」と新元号を伝えたという。

 ◇「オープンな議論」期待も
 陛下の闘病中に新元号を検討していることが明らかになれば、政府は「不謹慎」との批判を免れないため、石原氏は情報管理に細心の注意を払った。今回は退位に伴う改元であるため、石原氏は「オープンに議論してもおかしくない」と選定過程の透明化に期待を示す。

 ただ、官邸は新元号をめぐる議論が過熱することを警戒し、情報漏れに神経をとがらせている。関係者の口は一様に重く、当面は秘密裏に作業が進められそうだ。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180505-00000013-jij-pol