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九条の会 自衛隊明記で「徴兵制が合憲に」 東京で集会

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自分が憲法学者が大嫌いなのは、自衛隊違憲と表明しておきながら、その違憲状態を解消する(自衛隊を合憲にするか、廃止するか)意見を述べない事

学者と言う肩書があるなら、しっかりと解消方法を提示しろ!




 安倍晋三首相が憲法改正に強い意欲を示す中、改憲に反対する「九条の会」は7日、1000人規模の集会を東京都北区で開いた。同会の世話人憲法学者の山内敏弘・一橋大名誉教授は、自民党の条文案通りに自衛隊の存在を9条に明記すれば、「徴兵制が合憲になる」との見解を示した。

     集会は改憲発議の阻止を目指して開催された。憲法学者ら9人が壇上に立ち、自民党案の問題点や今後の運動の進め方などを報告した。

     冒頭、小森陽一事務局長が自民党の条文案について問題提起。自民党案は「9条の2」として「国及び国民の安全を保つために必要な自衛の措置をとることを妨げず、そのための実力組織として(中略)自衛隊を保持する」との条文追加を提案している。

     これに対し、小森事務局長は「日本語をゆがめた形で自分たちの意図を実現しようとしている」と批判。「これまでの自民党の主張によれば『必要な自衛の措置』には集団的自衛権も入る。自民党改憲案にどれだけ危険な内容が含まれているか、多くの国民に伝えなければならない」と訴えた。

     続いて、同会の呼びかけ人と世話人がリレートークを行った。

     世話人の山内名誉教授は、自衛隊の存在を明記することによって、なぜ徴兵制が合憲になるかを説明。「これまで徴兵制が違憲だと言われてきた理由は、憲法の定める『公共の福祉』に合致しないからだが、自衛隊が明記されれば、憲法上の公共性を持つ。従って自衛隊の役務は『公共の福祉』に合致し、(国民への)役務の強制つまり兵役に服させることは、何ら『公共の福祉』に反しないことになる」と述べた。

     リレートークでは、「単に自衛隊を合憲にするだけなら賛成してもいいのでは」との質問にどう答えればいいかの提案もあった。憲法学者の愛敬浩二・名古屋大教授は「現状を『1ミリも変えない』改正なら本当に必要なのか、逆に質問してほしい」と呼びかけた。改正のための国民投票衆院選並みに600億円超かかるとみられるためだ。

     さらに愛敬教授は、集団的自衛権の行使を巡り、過去と現在の政府解釈が異なったり、最近は敵基地攻撃にも使える空母の保有構想が出たりしていることから「『現状』は次々に変わる。『1ミリも変えない』憲法を本当に作ることができるのか」と疑問を呈した。

     作家の澤地久枝さんは、改憲を目指す安倍政権に抗議するため、14日午後6時から国会正門前で行う「キャンドルデモ」への参加を呼びかけた。2004年に九条の会が設立されて以降、呼びかけ人の一人として発言してきた澤地さんは「このままではアメリカと一緒になって戦争をする国になる。この国から1人の戦死者も出してはならない」と語った。【沢田石洋史】

    https://mainichi.jp/articles/20180408/k00/00m/040/067000c