法人税実質負担、段階的な軽減明記へ=経済政策パッケージで政府筋
個人の税率は上げて、法人の税率を下げるのはオカシイ!
って意見はもっともだけど、法人の税が無ければ、その分が給与や設備投資等に回って、結果的に経済を潤滑して、トータル的な税収が増える訳だが・・・
果たして、今の日本企業が税率削減分を給与に回すかね?
無能経営者の役員報酬に消えるだけって気もするが・・・
[東京 30日 ロイター] - 政府は、12月8日に閣議決定する「経済政策パッケージ」の中で、3%超の賃上げなどを行う企業の税負担について、段階的に軽減することを明記する方向で最終調整に入った。実質的な法人税負担の軽減を柱に、政策課題である生産性革命を進めたい考えだ。複数の政府筋が明らかにした。
政策パッケージでは、賃上げや設備投資に積極的な企業に対し、「法人の利益に対する実質的な税負担を、国際競争で十分戦える程度まで軽減する」と明記。「人材投資に真摯(しんし)に取り組む企業は、負担軽減を深掘りする」ことも盛り込む。
革新的な技術を使って生産性向上に取り組む企業には「世界で打ち勝てる程度まで軽減する」とし、実質負担をさらに減らす構えだ。
一方、企業収益が過去最高となる中でも、賃上げに消極的なら「果断な経営判断を促すための税制措置を講じる」と、企業に変革を迫る内容となっている。
政府、与党は2018年度税制改正で、賃上げを実施した企業の減税策を検討しており、これらが実現すれば、実質負担は20%程度(18年度は29.74%)まで引き下がる可能性がある。
https://jp.reuters.com/article/corporate-tax-jp-idJPKBN1DU13H?il=0