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内閣府調査 「官邸の最高レベルが言っている」伝えた認識なし

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内閣府の調査なんか信用できない

だったら、何で内閣府に調査依頼したんだよ!
テメェ等が揺るぎない証拠を突き付けろよ!!



山本地方創生担当大臣は閣議のあと、記者団に対し、学校法人「加計学園」の獣医学部新設をめぐり内閣府で改めて調査を行った結果、内閣府が「官邸の最高レベルが言っている」などと伝えた認識はなく、安倍総理大臣からも、そうした指示などはなかったと説明しました。また文部科学省が15日公表した文書などのうち、萩生田官房副長官の関与を指摘するメールを含めて8種類の文書などが確認されたことを明らかにしました。
内閣府は、学校法人「加計学園」の獣医学部新設をめぐって文部科学省が行った追加調査を受けて、職員からヒアリングを行うなどして、改めて調査を行いました。

これについて山本地方創生担当大臣は閣議のあと、記者団に対し、文部科学省が公表した萩生田官房副長官の関与を指摘するメールを含め8種類の文書などが確認されたとする調査結果を明らかにしました。

そのうえで山本大臣は「内閣府から文部科学省に個別の項目や個別のプロジェクトについて『官邸の最高レベルが言っている』とか『総理のご意向』などと伝えた認識はなく、また総理からもそうした指示等はなかった」と述べました。一方、山本大臣は「総理が常々、特区諮問会議等で『スピード感をもって実現すべき』という旨を発言されていることから、事務方が関係省庁との議論を行う際でもこうした発言に言及させていただくことはあったとの報告を受けた」と述べました。そして山本大臣は、記者団から内閣府文部科学省の受け止めが違うことについて質問されたのに対し、「常々、安倍総理大臣は、『スピード感を持って規制改革を断行するように』と言っているので、その辺を踏まえての発言を文部科学省がどう受け止めたかということだ」と述べました。

また山本大臣は、萩生田官房副長官の関与を指摘するメールについて、作成したのは文部科学省から内閣府に出向してきている職員で、特区の担当ではなかったとしたうえで、「ある意味で隠れて親元に報告していた。『課内で飛び交っている話を聞き、確認しないまま書いた』と話している」と述べました。

さらに山本大臣は、獣医学部の新設を認める際の条件について、「私の判断で『獣医学部は存在しない地域に限る』という原案を示した。文部科学省などとやり取りをする中で、私が『広域的に』という文言を入れようと判断した。萩生田副長官に適宜、報告は行っているが、副長官から、『こうしろ、ああしろ』ということは一切なかったと聞いている」と述べました。

そのうえで山本大臣は、「新しい事実が出てくれば別だが、一応調査は尽くした。この結果を受けて、しっかりとルールにもとづいてやっていることを改めてわれわれは再認識した。いずれにしても、こうした形で国民の疑念を晴らして改革を断行していく」と述べました。

官房長官「役所間では常に激しいやり取り」

官房長官閣議のあとの記者会見で、「安倍総理大臣は、公の場や皆さんの前でも、『しっかり積極的にやってほしい』などの指示をしている。責任者として、方向性が決定したものについては、スピード感を持って行うようにというのは当然の指示だ」と述べました。

そのうえで、菅官房長官は、内閣府文部科学省の主張が食い違っていることについて、「役所間では常日頃から、さまざまなことで激しいやり取りがある。そういう中で、法律に基づき、国家・国民のために必要なことをお互いに主張するのは当然だ」と述べました。

一方、菅官房長官は、記者団から、当初、怪文書と指摘したことを撤回すべきではないかと質問されたのに対し、「大臣も副大臣政務官も知らない文書で、出どころや信ぴょう性がよく分からないため、不可解な文書だと認識した。現在は、今回の追加調査の結果、複数が所在するということなので、当時の状況とは違ってきている」と述べました。

自民・高村副総裁「野党は『げすの勘ぐり』」

自民党の高村副総裁は、党の役員連絡会で、「『加計学園』の獣医学部新設については、岩盤規制に政治主導で穴を開けた立派な決定だったということが本質だ。しっかり説明して、野党の一部にある『げすの勘ぐり』を払拭(ふっしょく)していただきたい」と述べました。

民進 蓮舫代表 高村発言こそ「げすの極み」

民進党蓮舫代表は党の代議士会で「実質上の国会の閉会日を前に文部科学省内閣府が調査結果を出したのは『国会では審議をしてもらいたくない』ということであり、立法府が総理大臣官邸の下請け機関になったと言わざるをえない。自民党の高村副総裁が、『行政がゆがめられた』という国民の不信の声を代弁した私たちに対し、『野党の一部にある、げすの勘ぐりを払拭してもらいたい』と発言したが、それこそ『げすの極み』ではないか。行政がゆがめられたかどうかをただしていく努力を引き続き行っていきたい」と述べました。

公明・井上幹事長「衆院で閉会中審査も」

公明党の井上幹事長は、記者会見で「文部科学省の追加調査で、類似の文書や同一の文書があったと確認されたので、それが1つの出発点になる。松野大臣は、文書があったことを踏まえても、なお、『行政がゆがめられた事実は無い』と明確に言っているので、私はそういうふうに受け止めている。必要があれば、衆議院でも、閉会中に予算委員会を開催することも検討していいのではないか」と述べました。

民進・山井国対委員長「国民誰もが信用しない」

民進党の山井国会対策委員長は、記者会見で、「国会の最終日に、逃げ切りのための『見つからない』という結果は、国民をばかにした行為だ。文部科学省の調査結果と食い違っているということは、どちらかがうそをついているということだが、文部科学省が、うそをつく理由はないのではないか。国民の誰もが内閣府の調査結果を信用しない。真相究明をしっかりすべきだ」と述べました。

民進と共産が閉会中審議求める

参議院予算委員会の理事会で、民進党共産党は学校法人「加計学園」の獣医学部新設をめぐる文部科学省内閣府の調査結果が公表されたことを受けて、真相究明が必要だとして、国会の閉会中も委員会で審議を行うよう求め、引き続き与野党の筆頭理事が協議することになりました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170616/k10011019781000.html