つまり
「オリジナルシナリオあるけど、それだと企画通らないから、ヒット作品のタイトルだけ拝借して原作無視の、オリジナルシナリオで作ったよ~」
死ねよ!
全国のJK(女子高生)の皆さん、あなたたちはちょっとふてぶてしいので、数を減らすことにします。
累計発行部数200万部を超える、山田悠介氏のベストセラー小説『リアル鬼ごっこ』(幻冬舎)が、園子温版として2015年7月11日(土)より蘇る。過去に公開された映画版や原作を鬼才・園子温が大胆に変更! 今作では「全国のJK=女子高生」が追われるという設定になっている。
園子温監督コメント
「リアル鬼ごっこ」というタイトルそのものにインスパイアされ、原作をあえて読まず、前からやりたかったこと、企画が結実しなかった作品のプロットをいくつも導入し、一から脚本を書きました。今、連続して、「ラブ&ピース」「ひそひそ星」と、オリジナル作品を作っていて、この作品も“オリジナルストーリー”として3本目になります。でも前2本とも僕のファンが期待しているようなグロテスクな作品ではないので、そういう意味では、この「リアル鬼ごっこ」はみんなが僕に求めているもの、期待している園子温を久々に出せると思います。トリプルヒロインの3人とも、みなさんが思っている、例えば「トリンドルさんだったらこうでしょ」という像は破壊され、新鮮な新しい彼女達が見えるかと思います。彼女達にとっても今後、役どころが増えていくような幅の広がりが日々見えています。できあがった“人”と、できあがっている“芝居”を再確認するよりも、みんなが知らない人を発掘して驚かせたり、今までよく知っている人なんだけどまったく違うイメージで驚かせるという方が楽しい。彼女たち3人は今、そんな感じです。