是非とも飛行さそうぜ!!
旧日本海軍の主力戦闘機だった零戦が保管されていた米国から“里帰り”し、神奈川県綾瀬市の物流会社倉庫で5日、報道陣に公開された。
公開されたのは「零式艦上戦闘機22型」(全長約10メートル、主翼約12メートル)。所有する米国法人・ゼロエンタープライズによると、1943年頃の製造とみられ、70年代後半にパプアニューギニアの密林で骨組みとエンジン部分が残った状態で見つかり、約10年かけて復元された。
同社の石塚政秀社長(53)が2009年、約3億5000万円で購入し、米アラスカ州の博物館で保管していた。石塚社長は「世界で5機現存するとされる飛行可能な零戦のうちの1機」と話している。
輸送のため分解された機体は21~24日、さいたまスーパーアリーナ(さいたま市中央区)で一般公開される予定。石塚社長は「来年は戦後70年。若い世代に近代日本が歩んだ歴史を見つめ直してほしい」と話し、国内で飛行させることも検討しているという。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20141105-OYT1T50183.html?from=ytop_main7