では、パチンコ屋公営ギャンブル、極論すれば宝くじも人の不幸を前提にした産業なのに、それらについて反対してないのは何故ですか?
何で、そんなにカジノのみ反対なのですか?
カジノを含むIR=統合型リゾート施設の整備に必要な法案が閣議決定されたことを受けて、反対する市民団体が記者会見を開き、「ギャンブル依存症など、人の不幸を前提にする産業は日本には要らない」などと訴えました。
国会議員会館で会見を開いたのは、多重債務者の支援に取り組んでいる弁護士などで作る「全国カジノ賭博場設置反対連絡協議会」です。
代表幹事の新里宏二弁護士は「世論調査などでカジノの設置に否定的な意見が多い中で、閣議決定したのは国民の声を無視している。外国人観光客の増加ですでに経済効果がある中、あえてカジノによる負の効果を出すべきではない。ギャンブル依存症の問題など、人の不幸を前提にする産業は日本には要らない」と、改めて反対の意見を表明しました。
そのうえで「最終的には地元の自治体が議会で賛同しなければ誘致はできないので、地域の反対運動と私たちの運動を連動させていきたい」と述べ、誘致を目指している地域で反対運動を進めていく考えを示しました。