トラブル絶えない新幹線、「日本はそろそろ中国に教えを請うべき」=中国メディア
中国高速鉄道には新幹線の技術も導入されていることは周知の事実だ。中国は日本をはじめとする国から導入した技術を「消化・吸収」し、再構築したと主張しており、中国高速鉄道は現在、新幹線と各国で高速鉄道プロジェクトの受注競争を繰り広げるまでに成長した。
中国高速鉄道は2011年に多くの死傷者を出す事故を起こしているものの、その後は深刻な事故は発生していない。一方、新幹線はここのところ、品質検査データが改ざんされたアルミ製品が使用されていることが判明したり、台車の亀裂が見つかったりと、トラブルが相次いで発生している。
こうしたトラブルに対し、中国メディアの今日頭条は26日、日本の製造業は世界的に高く評価されており、新幹線は中国高速鉄道の「生みの親」を自称しているくせに、トラブル続きだと主張する記事を掲載した。
記事は、近年に発生した新幹線の各種トラブルについて紹介し、新幹線はここのところ「頭の痛いトラブルが相次いでおり、人びとの新幹線に対する信頼感も揺らぎつつある」と主張。日本は新幹線をはじめとするインフラ輸出を積極的に行っているが、トラブルが頻発することはインフラ輸出にも影響を及ぼしかねないことであると強調した。
続けて、新幹線がトラブル続きであることに対し、中国高速鉄道は大きなトラブルもなく、輸出事業も順調であると主張し、「日本はそろそろ中国に教えを請うべきではないか」と主張した。(編集担当:村山健二)
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