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奔走の外相・防衛相 兼務で済むポストなのか

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既に情報公開した日報の下書きに相当する日報が存在したってだけの事を、さも、自衛隊・政権が秘匿したって大事にしたマスゴミが、稲田氏を辞任に追い込んでおきながら、兼任させたら批判ですか?

まぁ、マスゴミお家芸ですけどなw




外相と防衛相は「分刻みのスケジュールで動く多忙なポスト」

 北朝鮮大陸間弾道ミサイルICBM)を発射した問題で、岸田文雄外相兼防衛相が対応に奔走している。「地球儀俯瞰(ふかん)外交」を掲げる安倍晋三首相は外交・安全保障を重視してきたが、兼務で済むほど防衛相は軽いポストなのか。【佐藤丈一、加藤明子

 岸田氏は稲田朋美前防衛相の「日報」問題での辞任を受け、7月28日昼に防衛相に就任。同日深夜のミサイル発射で29日午前0時半過ぎに首相官邸に駆け付け、そのまま防衛省で軌道など分析結果の報告を受けた。ようやく外務省に入ったのは午前3時20分ごろ。外務省幹部は「それまで省内で待機せざるを得なかった」と語る。

 外相と防衛相はもともと「分刻みのスケジュールで動く多忙なポスト」(政府関係者)だ。岸田氏は両省の秘書官を伴い、5キロ以上離れた東京・霞が関の外務省と市谷の防衛省を何度も車で行き来している。場面に合わせて大臣車も乗り換えている。

 29日は議員宿舎に午前4時ごろ帰り、午前9時半ごろに外務省で米国のティラーソン国務長官と電話で協議。その後に防衛省に向かった。外相としての他国との協議は外務省内の専用電話を使う必要があるためで、同省幹部は「さすがに大変そうだ」と気遣う。

 一方、防衛省内は歓迎一色だ。前任の稲田氏と違い、岸田氏の手堅さは閣僚でも折り紙付きで、幹部は「やっと記者会見の質疑がかみ合うようになった」と喜ぶ。3日の内閣改造に向けても「防衛相で残ってくれないか」と留任への待望論まで出ている。

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 岸田氏は2012年末の第2次政権発足時に外相に就任し、13年12月にスタートした国家安全保障会議(NSC)でも安全保障政策に密接に関わってきた。岸田氏の兼務は、首相官邸の「経緯を熟知した岸田氏がふさわしい」(幹部)という判断が働いた。

 ただ、多国間の協力態勢を作る外交と、実力組織の自衛隊を動かす防衛の機能はあくまで別だ。兼務も内閣改造で解消されることが確実視される。

 岸田氏は1日の記者会見で外相として「米韓と協力しながら中国に責任ある行動を働きかける」と外交努力を続ける考えを強調。同時に、防衛相としては7月30日に行った日米の軍用機による朝鮮半島沖での共同訓練を巡り「今後の具体的な対応は手の内を明かすことになる」と圧力を強める考えを示した。

 こうした現状について、東大の牧原出教授(行政学)は「対外的に緊急対応が必要な場合、相手国とは外相、防衛相それぞれのチャンネルで話し合う。兼務は非常に難しいのではないか」とみる。実際、1日には東シナ海日中中間線付近で中国がガス田開発の新たな試掘を行っている可能性も浮上した。

 安倍内閣は「万全の危機管理」をうたってきたが、稲田氏の辞任が決まった27日時点で北朝鮮のミサイル発射の兆候が出ていた。牧原教授は「そもそも日報問題を抱えた稲田氏を改造直前まで引っ張ったことが問題」と指摘。「危機管理より党内事情を優先したのは否定しがたいのではないか」と批判した。

https://mainichi.jp/articles/20170802/k00/00m/010/062000c