「ベビーカー論争」ママたちの抱えるジレンマ 日本には「社会で育児する」という意識がない
「ベビーカーを利用して嫌な思いをした」
だけでなく
「ベビーカー利用者に嫌な思いさせられた」
って意見も集めろ!
記事本文中にある様に
「母親なのよ!道を開けなさい!」
って下衆な人間も居るのも事実
ママ友で歩いていても、横並びを止めて縦一列に並んで、他者に道を譲る事もしないし
(これは母親と言うより女性全般にしないね。誰かの後ろになる事でカースト位置決まるからなのか?車が来ても横並びを止めない)
他者に配慮し謙虚な心意気のベビーカーなら誰も文句を言わんわ!!
電車や商業施設など、混雑した場所でベビーカーを押すのは、マナー違反なのか否か――。
近年、絶えず議論の的となっているのが、この「ベビーカー論争」です。今年のお正月にも、初詣をする際にベビーカーの自粛を呼びかけたお寺に関して、ネット上で「炎上」。いずれも、賛否両論が寄せられ、議論は平行線をたどっています。
実際、ベビーカーを利用しているお母さんたちは、こうした論争をどのように見ているのでしょうか。直接声を聞いてみると、単に「賛成」「反対」では片づけられない、複雑な胸中が垣間見えてきました。
ベビーカー利用で嫌な思いをしたママは56.8%
そもそも、実際にベビーカーを利用して、嫌な思いをした経験のあるお母さんは、どれくらいいるのでしょうか? オンラインのベビーシッターサービスを展開する「キッズライン」社が2017年1月に実施した調査(同サイトに登録する、子育て中の母親340人を対象にしたインターネット調査)によると、「ベビーカーを利用していて、嫌な思いをしたことはありますか?」という質問に、半数以上の56.8%が「はい」と答えています。
同調査によると、「嫌な思いをした場所」(複数回答)への回答で最も多かったのは「電車内」(59.3%)。続いて「駅構内」(50%)、エレベーター内(46.4%)。日々の暮らしの中で利用せざるをえない公共の交通機関の中で、多くのお母さんが不快な思いをしていることがわかります。
それでは、ベビーカーを使うお母さんたちは、具体的にはどのような体験をして、嫌な気持ちになったのでしょうか。
「エレベーターでベビーカーは乗せてもらえず邪魔者扱いされた」と回答したのが21%。「電車やバスなどの公共交通機関内で舌打ちされた」のが18%。このほか、「ベビーカーを蹴られた」「バスの運転手さんに迷惑そうな言動をされることがよくある」という方もいるようです。
彼女たちの胸中をもっと深く聞いてみたい、そしてその中から、問題を解決するヒントが得られないだろうか。そう思った私は、実際にベビーカーを使っている4人のお母さんたちに話を聞きました。