ロイヤルホストの24時間営業廃止「いい流れ」と好評
そりゃ、深夜の時間的収支で利益が無いなら深夜帯の営業を止めるのは経営的に当たり前の判断
何となく、サービス業は24時間営業が当たり前的風潮こそが企業体力を奪ってる気がする
ファミリーレストランのロイヤルホストは、来年1月までに24時間営業をやめることを決定。ネット上では、素晴らしい判断だとの評価を得ている。
朝日新聞によると、ロイヤルホストはすでに早朝や深夜の営業時間短縮が進められており、将来的には定休日の導入も検討していくという。全国223店舗が営業中で、以前は24時間営業の店舗が大半だったが、現在24時間営業しているのは大阪府の桜川店と東京都の府中東店の2店舗のみとなっている。
近年、人手不足が大きな問題となっている外食産業。従業員を集めるために賃金が上がっている一方で、深夜帯の売り上げは少なく、経営を圧迫するという問題に面しているのも事実だ。メリットが少ない24時間営業をやめて、来客が多い時間帯によりよいサービスを提供するというのが、ロイヤルホストの判断。ツイッターでは、
「ファミレスもコンビニも全店24時間営業にする必要ないよ。人件費の高騰で、客が少ない店が夜中は閉めるようになれば、労働者にとっても幸せ」
「大体サービス業は働きすぎだと思う。少しでもゆとりある働き方を提示するロイホは素晴らしいと思った」
「いい流れだ!過剰なサービスに慣れ過ぎている私たちは少しくらい不便を許容しあえるようになった方がいいと思います」
など、24時間営業は“過剰なサービス”であり、ロイヤルホストの決断は自然なものであるとの意見が多い。
しかし、深夜営業の削減はいいとして、早朝営業に関しては、
「24時間をやめるのはいいとしても、早朝営業はつづけてメニューを強化すべきではとおもう。早朝にお金を落とす高齢者層は、意外と行く店を目ざとく探している」
「ただ、早朝営業もやめる方向らしいけど、ロイホのモーニングは好きなので、それは残してほしいな~(*^^*)」
と、残すべきではという声もあった。
ロイヤルホストのほかにも、マクドナルドも24時間営業の店舗が減少しているという。「どんな時間帯でも店が開いている」という便利な社会にも、限界がきているのかもしれない。
(小浦大生)
http://r25.jp/topic/00054011/