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VRによる脳トレーニングで下半身不随の患者が再び「感覚」を取り戻し回復への一歩を踏み出す

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日本って、この手(コンピューター系)の技術を妙に毛嫌いして、道具なんて活用次第でどうにでもなるのに、頑なに拒否して、人の幸せに繋がる技術も拒否して、結局海外に全部持って行かれるよね・・・

やっぱりアレか?竹槍で米軍爆撃機落とす気質・気概こそ至高な精神論が未だに闊歩するアホな国民なのかね?


身体能力に欠損を生じた障害者の脳波を読み取って、パワードスーツなどに命令を送り、機能を補助する研究が進められています。脳波によるマシンコントロールのトレーニングにVR(仮想現実)を使ったところ、マシンコントロールを学習できるだけでなく、動かなくなった体の部位の感覚を取り戻し、回復不可能だと思われていた機能自体が回復した例が報告されています。

アメリカのデューク大学のミゲル・ニコレリス博士らの研究チームは、脊髄に障害を負って下半身不随に陥った患者8人に対して、VRヘッドセットを使って脳波をコントロールするトレーニングをしてもらいました。この研究の本来の目的は、脳波を使うことで患者が装着するパワードスーツを操作して、歩行を実現するというものでした。

このトレーニングは成功し、8人の中にはトレーニング開始から10カ月後には、サポートが必要なものの自分で歩けるようになる被験者が現れるなど成功を収めました。下半身不随という障害を持ちながらも、脳波でパワードスーツをコントロールして歩行する男性の様子は以下のムービーで確認できます。

VRトレーニングの成果は上々で、パワードスーツに命令を送り手足を使えるようになる被験者が現れました。さらに、パワードスーツを使うだけでなく、自分の足を再び動かすことに成功する被験者が現れたとのこと。

実験開始から7カ月後に、トレーニングによって患者の神経系が実際に回復する兆候が現れ始めたとのこと。これまでは脊髄損傷などによる下半身不随症状は決して回復することがないと考えられていましたが、下半身不随になった後も最大80%の患者には神経系統自体は残っているという研究報告があり、VRを使った脳トレーニングによって神経系を回復させる効果がある可能性が指摘されています。

ちなみに実験に参加した8人の患者はすべてパワードスーツを使った動作に成功し、動かなくなった自分の下半身の感覚を取り戻し始めているそうです。
http://gigazine.net/news/20160815-vr-brain-training-exoskeleton-paraplegic/