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野生動物は触らない!近づかない!善意でアザラシ赤ちゃんを助けるも最悪な結果を招いた

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無知故の悲劇・・・


先日、水族館職員のMarc Myrsellさんが自身のFacebookに「海辺にいる海洋哺乳類には彼らの生き方があります。嫌がらせをしないで。餌をあげないで。起こさないで。助けないで。海洋哺乳類保護法で違法です。アザラシやアシカは体温調節や休息するために上陸します。生きているか、死んでいるかに関わらず、もし海洋哺乳類が海辺にいたら電話してください。」と投稿した。

abcnewsによると、ある女性が今年の5月にアメリカ、ワシントン州のウエストポートのビーチでアザラシの赤ちゃんを発見し、その子をショッピングバッグに入れて家に連れて帰った。

連れて帰ったはいいものの、どう世話をすればいいかわからずに、結局地元のウエストポート水族館に連絡をした。水族館職員のMarc Myrsellさんは「彼らに近づこうとすると、逃げようと噛みついたり暴れたりするのが普通だが、駆けつけた時にはアザラシはデッキの上でぐったりとしていた。このようにアザラシを連れて帰ることは、寝ている人間の赤ちゃんを連れ去るのと同じようなことだ」と語った。

その後、関係者は彼女にアザラシの元にいた場所に戻すことを勧めたが、時間が経ちすぎたためかアザラシの反応がなく、そのまま安楽死させることになってしまったという。

アメリカ海洋大気庁は昨今、野生動物を善意で助けようとする人が多くなったことに注意を促した。「一番の助けとなるのは離れて見守ること。できれば100mは離れてください。海洋哺乳類を触ったり、餌を与えたり、連れて行くことは違法だ。それがストレスになるし、また育児放棄の原因になる」と語った。

先日記事にした宮島で鹿を発見しても触らないでも同じだ。動物はニオイで子供と認識し育てる。あなたが善意だと思ってやっていることが、実は動物たちを不幸を招くことがあります。


もし野生の動物を発見した場合には、離れて見守る。そして専門家を呼ぶことをお勧めします。

http://animalive.me/thoughtful/baby-seals-on-the-beach-misery