再提訴も賠償命じる判決、飲酒ひき逃げ加害者に

損害賠償の支払い義務って形骸化してるわな
無いものは無い！って言われたらそれまでの現行法を変えるべきだ
臓器でも売って金銭にしようぜ！

　２００３年に飲酒運転の車にひき逃げされ、死亡した男性の遺族が、加害者の男性（３２）に損害賠償を求めて再提訴した訴訟の判決が１５日、大分地裁であった。鈴木輝子裁判官は、請求通り約５０００万円の支払いを命じた。

　判決などによると、加害者の男性は０３年１１月、鹿児島県名瀬市（現・奄美市）で飲酒運転し、大分県国東市出身の佐藤隆陸たかみちさん（当時２４歳）をひき逃げして死亡させ、道交法違反と業務上過失致死罪で懲役３年の判決が確定した。

　佐藤さんの父啓治さん（０７年に死去）と、母悦子さん（６４）は、男性に損害賠償を求めて提訴。０５年に福岡高裁で約５５００万円の支払いを命じる判決が確定した。しかし支払いや謝罪が一切なかったため、民法による賠償請求権の消滅時効（１０年）前の昨年１１月に再提訴。男性は出廷せず、答弁書も提出しなかった。

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