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セウォル号遺族が被災地に 悲しみ分かち合う

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そっちは人災で、こっちは天災で関係ね~じゃん!!




 韓国の旅客船セウォル号沈没事故の遺族4人が11日、石巻市や女川町など宮城県の被災地を訪れた。東日本大震災の犠牲者を悼み、遺族らと悲しみを分かち合った。
 津波で児童・教職員計84人が死亡、行方不明となった石巻市立大川小学校では、次女千聖ちゃん=当時(11)=を亡くした紫桃隆洋さん(51)から「みぞれが降る中、子どもたちは校庭で待ち続けた」と避難が遅れた状況の説明を受けた。地震が起きた午後2時46分と、津波が到達した午後3時37分には、ともに黙とうをささげた。

 次男=当時(16)=を亡くしたチョン・ブザさんは「説明を聞き、当時の光景が目に浮かぶ。心苦しい。惨事から何か一つでも学びたい」と話した。

 その後、女川町に移動し、雪が舞う中、七十七銀行女川支店で津波の犠牲となった従業員の遺族と交流。長男の健太さん=当時(25)=を失った田村弘美さん(53)が「悲しみは時がたつと逆に深まる。皆さんも同じ思いではないでしょうか」と問い掛けると、涙を浮かべながらうなずく姿も見られた。

http://www.sankei.com/photo/story/news/160311/sty1603110020-n1.html