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反則金伴わない違反切符捏造、発覚遅らす狙いか

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だったら、北方四島でも取り返したら英雄になれたのな( 一一)




 交通違反の点数切符を捏造ねつぞうしたとして、北海道警森署地域課巡査長の斉藤正樹容疑者(28)が虚偽有印公文書作成・同行使容疑で逮捕された事件で、斉藤容疑者は4月以降、シートベルト装着義務違反など軽微な交通違反を対象に40回以上の捏造を繰り返していた。

 道警は、反則金を伴わない違反だけを捏造することで、不正の発覚を遅らせていたとみて調べている。

 発表などによると、斉藤容疑者は7月中旬から9月下旬、同署管内の女性がシートベルト装着義務違反をしたとする虚偽の点数切符2枚を作成し、上司に提出した疑い。過去に交通違反で検挙された人の記録を基に違反をでっち上げ、女性になりすまして筆跡を変えて署名したり、自ら指印したりしていた。

 斉藤容疑者は「事件や事故の取り扱いが少なく、交通違反を検挙しないと格好がつかないと思った」と話しているという。

 これまでの調べで、斉藤容疑者は4月以降、シートベルト装着義務違反など、違反点数の加算だけで済む交通違反の捏造を40回以上重ねていたことを認めている。

 女性は捏造された2回の違反で累積点数がかさみ、違反者講習通知を受けて不正に気づいたが、講習対象の累積点数に達しなければ捏造を見抜けなかった可能性が高いという。道警は女性以外に斉藤容疑者が違反者に仕立てた件について、慎重に裏付けを進めている。

http://www.yomiuri.co.jp/national/20151129-OYT1T50012.html