自分の身を盾にして飼い主を火災から守り続けたヒーロー犬が話題に
(,,゚Д゚) ガンガレ!
2015年2月5日、オハイオ州ゴーシェンにあるベン・レッドフォード氏(33歳)の自宅で大規模な火災が発生した。消防士が屋内に突入すると、大量の煙を吸って倒れていたベン氏の傍に飼い犬のカルメンが寄り添っていた。9歳のボクサー犬・カルメンは高熱の火災の中、逃げずにベン氏を守ろうと顔面に覆いかぶさり続けていたという。まるで映画のような忠犬ぶりに世界中のネットユーザーから賞賛の声が上がっている。
消防隊員に救助されたベン氏とカルメンは、ただちに病院に搬送された。医師団は最善の処置を施したが、発見が遅かったため、残念ながらベン氏は帰らぬ人となってしまった。
一方、シンシナティの動物病院に運ばれたカルメンも重症だ。長時間高熱に晒され、大量の煙を吸い込んでしまったため、ひどく衰弱しきっている。人工呼吸器を付けなければ満足に呼吸も出来ない状態だ。
ベン氏の家族や友人は、せめてカルメンだけでも助かってほしいという願いから、クラウドソーシングサイト上に治療費を確保するための寄付ファンドを設立した。(https://www.crowdrise.com/carmenLedford-HospitalDonations/)公開すると瞬く間に世界中から寄付が集まり、目標の10000ドルを突破することが出来た。
カルメンの治療にあたっているマーロ・アンダーソン医師は、「犬は本能的に火の危険性を知っているので、飼い主が火災に巻き込まれた時に助けようとするのはよくあることです。」とコメントしている。
なお、今のところカルメンはアンダーソン医師らの献身的な治療のおかげで順調に健康を取り戻しつつあるが、依然として予断を許さない状況だという。
命がけで飼い主に尽くした忠犬が無事に回復することを祈りたいものである。
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