自国領土上空を飛行して、不測の事態って何だよ！
ナメてんのか？(ﾟ⊿ﾟ)
中国当局の船による航行が常態化している尖閣諸島を行政区に抱える石垣市が、環境調査を目的に島の上空からの撮影を計画したところ、国から「不測の事態につながる可能性が排除できない」として懸念を伝えられ、上空からの調査を取りやめていたことがわかりました。
尖閣諸島を抱える石垣市は、魚釣島などの自然環境の状況を確認したいとして、これまで国に対して上陸の許可を求めてきましたが、国から、許可が得られないことから、航空機による上空からの撮影を計画し、今年度予算に調査費用としておよそ３５００万円を計上していました。
市によりますと、島の所有者である国と調整を進めた結果、今月１５日、環境省から「上空からの撮影の実施は、不測の事態につながる可能性が排除されないと考えている。市としても、適切に判断してほしい」と懸念を伝えられたということです。
こうした状況をふまえ、市が対応を協議した結果、当面の間、上空からの撮影は行わず、別の方法でデータを収集することを決めたということです。
尖閣諸島周辺では、中国当局の船による航行が常態化しているほか、去年１１月には、中国が尖閣諸島を含む東シナ海上空に防空識別圏を設定していて、国としては、市の調査によって尖閣諸島周辺での日中の緊張が高まることを避けたい考えがあるものと見られます。
http://www.nhk.or.jp/lnews/okinawa/5094244101.html?t=1419468833000
