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内閣支持率下落しても上向かない理由問われた野田幹事長「以前からそうだった」やっぱり自省なし

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本来なら、与党を離れた層が野党支持に回るはずなのに、その層が無党派層になるのは与党以上に野党が信用できないって事なのに、それに気が付かない(気が付いてない振りかも知れんけど)のは相当のオバカちゃんwww




週明けにかけて各社が相次いで発表した世論調査の結果で内閣支持率が大幅に低下したにも関わらず民進党の支持率に結びついていない点について、6月19日の記者会見で野田幹事長が見解を示していました(画像は民進党動画より)。

野田幹事長「安保法制の時も上がらなかった」

内閣支持率が大きく下落しているにも関わらず、政党支持率で見ると自民党の下落分ほど民進党への支持は上がっていません。毎日新聞の調査では自民党が6ポイント下げているにも関わらず民進党はプラス1ポイント。また産経・FNNでも自民党がマイナス5.6ポイントである一方、民進党はプラス0.3ポイントの上昇に過ぎません。民進党の上昇幅が自民党の下落幅を超えているのは日本テレビの調査のみとなっています。

メディア自民党民進党
毎日新聞27%(-6)8%(+1)
産経・FNN36.0%(-5.6)8.3%(+0.3)
テレビ朝日39.8%(-5.7)12.5%(+0.6)
日本テレビ38.5%(-2.4)11.0%(+3.5)
日本経済新聞40%(-4)8%(0)
読売新聞41%(-2)7%(+1)
共同通信34.3%(-8.5)10.4%(+4.3)

こうした現状を民進党がどのように分析しているのかという質問が野田幹事長に対し寄せられましたが、野田幹事長からは興味深い考えが示されていました。

民進党の支持率が総じて上向いていない現状なんですが」と指摘された野田幹事長はまず驚いたように「上向いていない?上向いてはいるでしょ。下がってはいないでしょ」と言い返しますが記者からは「下がってはいないけど上がってはいない」とダメ出しされてしまうなど外部との認識ギャップを早くも露呈。

そして国会における戦術や党運営で検証すべき点は、という質問に対しては「終盤での攻勢があったが故に内閣支持率が下がったと思うので閉会中も同じように戦う」と答えていましたが、今国会での戦術が内閣支持率を下げることには成功した一方で民進党の支持率向上に繋がっていないが故の質問であるにも関わらず同じことをやっていくという主張は的外れと言わざるを得ません。

更に会見の後半では別の記者が再びこの問題を取り上げ、民進党の支持率向上に表れない要因として「国会での戦い方にもう少しほかのやり方があったのではないか」「意図が国民に伝わりきれていないといった点があるのではないか」とわかりやすく尋ねましたが、野田幹事長の回答はここでも的確だったとは到底言えないものでした。

「今までも内閣支持率が下落しても野党第一党がすぐそのまま上がったことはない。安保法制の時もそうだったので同じことが言える」と自信満々に語ると「チャンスを掴んでいきたい」と意気込むもののそのために必要な点として「加計学園問題の調査チームを閉会中もやって問題を追及する」「新しいファクトを見つけていく」を挙げ、「こういうことをしっかりとこれからもつなぎ続けていきたい」とここでも同じことを繰り返していくと言うのです。

結局支持率には繋がらない戦術を続けていくだけなのか、と思わせた一連のやり取りでしたが、野田幹事長が会見の冒頭、国会を振り返って「民進党は国会での議論をリードしてきた」「我が党には専門的な知見を有する優秀な同志が数多くいることを確認した」などと語っていた点に照らせば、様々な疑惑や批判において民進党に自省が足りないという指摘も当然と言えそうです。

記者と野田幹事長のやり取り

記者「各社の世論調査内閣支持率が軒並み下落しました。弊社も支持率が3割台になって不支持が支持を初めて逆転しました。現状の分析と今後党としてどのように政権に対峙すべきとお考えでしょうか」

野田「傾向として言えることはですね、内閣の支持率がやはり10%程度下がり、不支持率が10%位上がるというような傾向がどの社もあると思います。その中で民進党の支持率もまぁ横ばいからやや上がった調査から、10%台に乗ったような調査までこれもいろいろありますんで、一概に括っては言えませんが、間違いなくやっぱり終盤国会の共謀罪強行採決、そして加計問題の消化不良に終わったと。逃げ切りを図ろうとした姿勢はやっぱり国民に対して説明不足と映ってるというふうに思いますよね。それが政権への厳しい数字になってきていると思います。

それを我々が受け止められるかどうかはまさにこれからの活動だというふうに思いますのでしっかり、そうした政権への支持層がだんだん剥がれ落ちてきた分をしっかり受け止めて都議選に臨んでいけるように頑張っていきたいというふうに思います」

記者「幹事長、民進党も数字がいろいろあるとおっしゃいましたが、総じてやはり民進党の支持率は軒並み上向いていない現状なんですが

野田「上向いていない!?上向いてはいるでしょ。下がってはいないでしょ

記者「下がってはいないですけど上がってはいない、弊社の場合0.6%で上昇はしてない現状です。そういったことを踏まえてですねこの間の国会戦術や党運営で検証すべき点はあるとお考えですか?」

野田「特に終盤国会でのあの攻勢があったが故に内閣支持率が下がるということを実現してきたと思いますので、それを主体的に取り組んできた党ですのでね、閉会中も同じ様な戦いをやり、そういうものを都議選にも繋げていくようにしていきたいと思います

(中略)

記者「民進党の支持率についてなんですけれども、先程閉会中の取り組みですとか都議選に向けた活動について今後のことで仰ったのかなと思うんですけど、調査によって差はあるものの、軒並み内閣支持率が下落した割にはその分と言いますかそれが民進党の支持率に直ちには表れていないのかなという傾向が感じるんですけれども、例えばその要因として国会での戦い方にもう少し他のやりようがあったとかそれとも正しく戦えたと思うけれどもその意図が国民に伝わりきれていないですとか、どんな原因で直ちには表れなかったと思われますか?」

野田「ま、今までもですね、内閣支持率が下落をしても、野党第一党がすぐそのまま、支持率が下がったのにこっちが上がるということはないですよね。あの安保法制の時もそうです。その前を辿っていってもだいたい同じことが言えますから。あのー、とはいえね、内閣支持率が下がるということは逆に野党第一党が吸収していける部分もありますので、取り込んでいきたいんですよね。傾向としては各社によって違います。数%だけ上がったという所もあるし、5%くらいまで支持率が上がった所もあります。まちまちですがしっかりと取り込んでいくということが大事だと思いますので、勿論国会運営では我々はいろいろとご批判もあるかもしれませんがベストを尽くしたつもりでありますので、ベストを尽くした結果が今こういうことになっていますんでね、そのチャンスは掴んでいきたいと思います。チャンスを掴むためには、例えば加計問題の調査チーム等の閉会中もやりながら、問題追及する姿勢と、新しいファクトを見つけていくということ。こういうことをしっかりとこれからもつなぎ続けていきたいと思います

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