【日中首脳会談】安倍晋三首相「東シナ海での特異な活動は極めて遺憾」と抗議 習近平氏は南シナ海で「日本は当事者ではない」と反論
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【杭州=小島優】20カ国・地域(G20)首脳会議出席のため中国・杭州を訪問中の安倍晋三首相は会議閉幕後の5日、中国の習近平国家主席と会談し、尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺で相次ぐ中国公船の領海侵入について「特異な活動は極めて遺憾だ」と抗議し、自制を求めた。
一方で、両首脳は東シナ海での不測の事態を回避するため、日中防衛当局間の「海空連絡メカニズム」の早期運用開始に向け、協議を加速することで合意した。
首相は、中国が日中中間線付近で一方的にガス田開発を進めていることについて、2008年の東シナ海のガス田共同開発に関する合意に基づく協議の再開を提案。習氏も応じ、14日に高級事務レベル協議を広島で行うことで一致した。
首相は南シナ海問題でも7月の仲裁裁判所の裁定を念頭に「国際法を守り、周辺国との不安解消に努めてほしい」と述べた。これに習氏は「日本は当事者ではない」と反論した。
中国国営新華社通信によると、習氏は東シナ海問題に関し「日本は地域の平和と安定を守るために対話を通じて適切に対処すべきだ」と述べ、南シナ海問題についても「日本は言動に注意すべきだ」と不快感を示した。
安倍首相は会談後の会見で東シナ海、南シナ海情勢について「日本の立場、私の考えを率直に伝えた」と説明。その上で「対話と協議を通じて東シナ海の安定を図り、真の意味で平和、協力、友好の海とするよう働きかける」と強調した。首相は11月にペルーで開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議での再会談を呼びかけた。習氏の返答はなかった。
一方、北朝鮮の弾道ミサイル発射について首相は習氏に「責任ある国連安全保障理事会常任理事国として中国の建設的対応を期待する」と述べ、連携を求めた。
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