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「もう限界」100万人を超える難民に欧州が悲鳴

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言わんこっちゃない・・・
で、受け入れた難民と言う名の移民をどうするのかね?
無理だから送り返すのかな~? 




 ヨーロッパ各国は増加の一途をたどる難民の対策に頭を痛めている。

 シリアやイラクの政情悪化にともない、安住の地を求めてヨーロッパ大陸を目指す難民は昨年だけで100万人(UNHCR:国連高等難民弁務官事務所)に達した。今年に入ってからも増える一方で、すでに13万人(同、3月初旬)を超えている。

 難民の増加にともない、地元民とのトラブルも増え、「反難民」「反EU」を掲げる極右勢力や主権主義者への支持が広がっている。

■ EUとトルコが驚きの取引

 難民ルートは、地中海を渡ってイタリア、フランスを経由し英国を目指すルートと、トルコからギリシャマケドニア経由でドイツを目指すバルカンルートの2つがある。

 この数年で増え続けているのが、トルコ、ギリシャマケドニアを経由するバルカンルートのほうだ。英国を目指すルートが昨年約15万人、今年1月以来で約9000人なのに対し、バルカンルートは昨年約82万人で、今年は1月以降すでに12万2600人である(同)。

 このバルカンルートの難民流入をどう防ぐかがEUにとって大きな悩みの種となっている。3月7日にベルギー・ブリュッセルで開かれたEU首脳会議では、EU加盟28カ国の首脳に加え、トルコのアフメト・ダウトオール首相も出席。難民をギリシャからトルコに送り返すことと、EUがトルコにその見返りとして30億ユーロの支援金を支払うことで基本合意した。

 ギリシャにはトルコ経由の難民が週に1万5000~2万人到着し、4万人以上が難民キャンプでの悲惨な生活を強いられている。その内訳は、イスラム国(IS)のテロの恐怖に怯えて祖国を脱出したシリアからの難民がトップで41%、次いでアフガニスタンからが26%、イラクからが16%だ(同)。

 EUとトルコのこの基本合意に関しては、「最悪だ。このような合意は状況を悪化させるだけだ」(週刊誌ヌーベル・オプセルヴァトール)と、早くも効果のなさを指摘する声が強い。

 また、フランスの極右政党「国民戦線(FN)」のフロリアン・フィリッポ副党首は、「トルコはすでに多額の支援金を受け取っている。そのうえトルコはEU加盟に関する交渉の再開を狙っているのだ」と憤慨する。今回の基本合意はトルコに利するだけというのだ。

■ 積極的に難民を受け入れてきたドイツだが

 3月13日、ドイツのバーデン・ビュルデンベルク州など3州で州議会選挙が実施された。大きく躍進したのが、反難民、反EUを標ぼうする極右政党「ドイツのための選択枝=AfD(アーエフデー)」である。

 一方、アンゲラ・メルケル首相の出身母体であるキリスト教民主同盟(CDU)と、連立政権を組む社会民主党SPD)はとともに票が伸びず、政権地盤の弱体化が危惧されている。

 メルケル首相は第2次世界大戦中のナチスの蛮行への贖罪と反省の意味合いもあって、EU加盟国内では「難民受け入れ」に最も積極的だった(トルコとの基本合意では、トルコの提案を受ける形で、オランダのアフメト・ダウトオール首相とともに案を練った)。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160321-00046371-jbpressz-int&p=1