母親はフィリピン出身。その出自から、いわれなき中傷を受けた。父親からしつけの延長で殴られ、強い者に屈服した。そうした幼少からの劣等感と屈辱が、逆恨みから暴力と化し、年少の男子生徒に転嫁されたと、須藤さんは読み取った。16年2月の横浜地裁判決は、この鑑定内容をおおむね酌み取り、殺意の形成に成育環境に由来した「年齢不相応な未熟さ」が影響していると結論づけた。
この手の「過去の状況が人格形成に影響あった」って持論、だからどうした?としか言えんのだが・・・
誰しも、程度の差こそあれ過去の状況が人格形成に影響あった訳だから、それを言い出したらあらゆる事象を認めろと?
そんな事言われて被害者が「はい、そうですね」って言うと思うのかよ?
ってか、この手の連中の「加害者救済」思想はどっから来るのかね?
先んじて行うべきは「被害者・遺族救済」では?