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心臓移植渡米:急激な円安…手術や滞在費上がり遠のく希望

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まぁ、移植先進国のアメリカでもドナー不足なのに、そこへ日本人が札束持って現れたらアメリカ人は良い気しないわな・・・
移植手術の技術がある日本は特に毛嫌いされてるし

為替云々関係なく、日本の移植事情も再考すべき時なんだよ! 

 急激な円安・ドル高により、米国での心臓移植を望む子供や家族が負担増に直面している。海外からの移植希望者が増えている米国では手術費自体が値上がりしているが、千葉県松戸市の三輪響子さん(12)の場合、円が2カ月間で1ドルあたり10円超下落した影響だけで、想定額が2000万円前後アップした。支援者は円安がさらに進む前に前払い金だけでも払えないかと募金を続けている。

 米国での移植手術費はもともと上昇傾向にあった。国立成育医療研究センターによると、自国での臓器提供推進を提言するイスタンブール宣言の採択(2008年)以降も、国外の移植希望者を受け入れ続ける米国に患者が集中していることが一因と推定される。

 心臓のポンプ機能が低下して血液循環が滞る「特発性拡張型心筋症」を患っている三輪さんは、今月18日の誕生日を東京女子医大病院(東京都新宿区)の集中治療室で迎えた。ベッドの周りを飾り付けて小さなケーキを家族で囲み、朝からうれしそうにしていたという。ただ、父慎平さん(44)は「本当は誕生日までに手術を受けさせたかった」と話す。

 9月に人工補助心臓を取り付ける手術を受けたが、血栓ができて脳梗塞(こうそく)を発症した。感染症のリスクも抱えているため早期の心臓移植が必要な状態だが、国内ではドナー(臓器提供者)が少ない。

 両親の友人らは10月中旬に「きょうこちゃんを救う会」を発足させ募金を始めた。当時の円相場は1ドル=約108円。手術費を100万ドル(約1億1000万円)と想定し、渡航費や米国での滞在費と合わせ1億7000万円を目標にした。

 しかし、10月末の日銀の追加緩和以降、円は1ドル=120円前後まで下落。円安傾向はさらに続くとの予想もあり、移植希望者の負担増が懸念されるようになった。今月に渡米して移植手術を待っている沖縄の少年(13)の支援者は「目標金額は集まったが、滞在が長期になったら不安」。募金活動中の愛知の少年(12)の支援者も「追加募金をお願いしなくてはならないかもしれない」と話す。

 三輪さんの場合、11月に受け入れ予定先の病院から手術費は「150万ドル」との通知がきた。当初の相場なら1億6000万円程度だが、円安の影響が加わった結果1億8000万円程度に膨らんだ。渡航費や滞在費を圧縮したうえで、救う会は15日に目標を2億3000万円に増額。19日現在で1億5119万円を集めたものの、目標には届いていない。

 会長の中鉢(ちゅうばち)慎さん(43)は、これまでの寄付に感謝したうえで「以前ならこの金額で手術できたのに、今は円安と手術費上昇のダブルパンチで厳しい状況。でも響子ちゃんには時間がない」と訴えている。

 募金の問い合わせは救う会(047・712・1160)。専用のホームページもある。
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E5%BF%83%E8%87%93%E7%A7%BB%E6%A4%8D%E6%B8%A1%E7%B1%B3%E6%80%A5%E6%BF%80%E3%81%AA%E5%86%86%E5%AE%89%E2%80%A6%E6%89%8B%E8%A1%93%E3%82%84%E6%BB%9E%E5%9C%A8%E8%B2%BB%E4%B8%8A%E3%81%8C%E3%82%8A%E9%81%A0%E3%81%AE%E3%81%8F%E5%B8%8C%E6%9C%9B/ar-BBh5biz