
後の「ソーラ・レイ」誕生の瞬間であるwww
IBM ResearchとスイスのAirlight Energyは24日、パラボラアンテナの形状をした集光パネルを使って太陽光を2000倍に集約した上で、水冷式の密集型太陽電池システム(Concentrator PhotoVoltaics)を使って発電、暖房、冷房、浄水などを行うこと可能な新方式のソーラーシステム「dsolar」を発表した。
このソーラーシステムは高さが10メートルあり、40平方メートルの面積を持つパラボラディッシュを使うことで、2000倍に集約した光を液冷式マイクロチャネルレシーバーで受光するというものとなる。集光部にある液冷式マイクロチャネルレシーバーは1平方センチあたり57Wの発電能力を持つと同時に、このレシーバーを冷却する際に使用した温水を利用することで暖房、冷房、浄水など様々な用途に応用させるというものとなる。
1枚のパラボラディッシュでは、12KWの電力と20KWの熱を発生させることができるようになる見通し。
IBM ResearchとAirlight Energyは既に実験システムの評価を終了しており、2017年からこの新方式のソーラーパネルの一般販売を開始するとしている。
http://www.businessnewsline.com/biztech/201409260115500000.html