なのに、そんな利用者を批判しようものなら、介護士が総攻撃を受ける矛盾・・・
利用者やその家族と1対1になることも多い介護現場。セクハラや暴力のリスクにさらされ、被害は後を絶たない。
「おっぱい触っていい?」「あなたとHする夢見たよ」――。東京都江戸川区の居宅介護支援事業所「介護屋みらい」のケアマネジャーの女性(41)は、利用者やその家族から、性的な発言をされたり、体を触られたりと、数え切れないほどのセクハラを受けた。
笑って流したり、厳しく「仕事で来ています」と主張したり、いつしか相手に合わせて対応するようになっている。「そういう人であっても、サービスを提供できるようにするのが仕事の一つ」と考えるようにしている。「訴えても個人の問題にされてしまう」という諦めの気持ちもある。
介護職員らの労働組合「日本介護クラフトユニオン」の調査では、介護現場で働く人のうち3割が、利用者やその家族からのセクハラ被害を訴えている。
被害に遭った人のうち、約2割は誰にも相談していない。相談しなかった人は「介護職は我慢するのが当然という風潮。力量不足と考えられてしまう」「プロの介護職はその程度のことは受け流すべき、と言われる」(自由記述)。問題の根深さをうかがわせる。
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E3%80%8C%E3%81%82%E3%81%AA%E3%81%9F%E3%81%A8%EF%BD%88%E3%81%99%E3%82%8B%E5%A4%A2%E8%A6%8B%E3%81%9F%E3%80%8D%E7%84%A1%E6%95%B0%E3%81%AE%E3%82%BB%E3%82%AF%E3%83%8F%E3%83%A9%E3%80%81%E4%BB%8B%E8%AD%B7%E7%8F%BE%E5%A0%B4%E3%81%AE%E9%97%87/ar-AAzJoY9