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『麻生降ろし』、竹下氏“暗躍”…自民抗争勃発 麻生氏周辺「後ろから鉄砲撃っているヤツら忘れない」

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そりゃ、誰しもが総理大臣を目指してるだろうけど、裏切り的な事までしたら、信頼を無くすのにねw




 自民党内抗争が勃発した。安倍晋三首相が3選を目指す9月の総裁選を見据え、額賀派(55人)次期会長の竹下亘総務会長が、岸田派(47人)を率いる岸田文雄政調会長や、石破派(20人)の石破茂元幹事長の支持を排除しない考えを示したのだ。財務省の決裁文書改竄(かいざん)問題を受け、安倍首相を支える麻生派(59人)の麻生太郎副総理兼財務相を辞任させ、安倍陣営の弱体化を狙う動きもある。権力闘争が激化してきた。

 「ちょっとしたことで政局は変わる。半年後のことを予測するのは難しい」

 竹下氏は28日に都内で行った講演でこう述べ、安倍首相の連続3選を支持するかどうかは「決めていない」と表明した。

 岸田氏が立候補した場合に支援する可能性について「十分ある。政策的に一番近いのは、岸田派だ」と踏み込んだ。

 2016年参院選に際し、竹下氏の地元候補への協力を得た石破氏については「ないとは言えない」と含みを持たせた。

 総裁選をめぐっては、安倍首相が出身派閥の細田派(95人)と、麻生派二階俊博幹事長の二階派(44人)の支持を得て、党所属国会議員過半数に届く勢いだ。

 ただ、改竄問題の発覚で内閣支持率は大幅に下落し、安倍首相の求心力の低下は避けられない。さらに、永田町では「4月にも内閣改造か」といった声が出始め、財務省トップの責任を追及する「麻生降ろし」の動きもやんでいない。

 安倍首相の3選に黄信号がともる情勢で、「一致結束、箱弁当」の旧田中派の流れをくむ竹下氏の発言には、キャスチングボートを握りたい思惑がにじむ。

 麻生氏周辺は「後ろから鉄砲を撃っているヤツらの顔は忘れない。党内抗争の勃発で、麻生氏は財務相を辞めないだろう」と語っている。

https://news.infoseek.co.jp/article/00fujisoc1803300013/