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TOHOシネマズ 日劇が閉館 85年の歴史に幕

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単純に劇場だけの問題ではないが、付加価値を付けて行ったけど、その代わりに従来からの料金プランが据え置きって事が割高感を招いた感が・・・


 東京・有楽町にある映画館「TOHOシネマズ日劇」が4日に閉館し、前身である「日本劇場」が1933年に開館してから85年の歴史に幕を下ろした。最後の上映作品は、スタジオジブリもののけ姫』(97年)。終了後には支配人の佐藤希氏があいさつし、日劇との別れを惜しんで駆けつけた400人以上から大きな拍手が贈られた。

 佐藤氏は、集まった人々へ向けて「日劇は、85年間で1億人以上のお客様に足を運んでいただきました。皆さまに愛され、きょうまで上映を続けることができたこと、心より感謝申し上げます」とあいさつ。「本日で日劇は閉館いたしますが、日劇の魂は3月29日にオープンするTOHOシネマズ日比谷へと引き継ぎますので、楽しみにお待ちいただけばと思います。最後になりますが、85年間日劇を愛していただきまして誠にありがとうございました」と頭を下げ、見守っていた映画ファンからは「今まですてきな映画をありがとうございました」と感謝の声が飛んだ。

 佐藤支配人をはじめ、あいさつに並んだ社員たちは唇をかみしめて涙を堪えていたが、最後のあいさつを終えて入り口の扉を締めた後、涙が溢れ出したような感極まった声が響いた。

 同劇場は1933年に「日本劇場」としてオープンし、81年2月に閉館。有楽町センタービルの開業とともに1984年「日本劇場」「日劇東宝」「日劇プラザ」の3劇場として再オープンして以来、2009年に「TOHOシネマズ 日劇」と館名を変えながら、多くのヒット作品を上映してきた。1984年以降の新しい日劇になってから、2018年1月26日までの上映作品累計本数は992本だった(※映画祭やイベント上映などは含まず)。

 スクリーン1(946席)は国内最大の座席数を誇る。最後の上映作品は、スクリーン1が『もののけ姫』、スクリーン2が『ゴジラ(1954年)』、スクリーン3が『トップガン』。過去には、97年の『もののけ姫』に徹夜組600人、98年には『踊る大捜査線 THE MOVIE』初日に早朝から3200人が列を作った。

 1月27日より『さよなら日劇ラストショウ』と題した特別上映イベントを開催し、『ゴジラ』『スター・ウォーズ』シリーズ、『青春グラフィティ スニーカーぶる~す』などを上映した。3月29日には、近隣の大型複合施設「東京ミッドタウン日比谷」に、13スクリーン約2800席の映画館「TOHOシネマズ 日比谷」がオープンする。
http://news.livedoor.com/article/detail/14255113/