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エアレース周辺で騒音懸念 試験日程変更の高校も 大会実行委「飛行日減など対応」

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まぁ、興味のない人にとっては、騒音でしかない訳だが・・・


 今週末の3日から幕張海浜公園千葉市美浜区)で開かれる小型プロペラ機レース大会「レッドブル・エアレース千葉2017」を巡り、会場周辺にある同市内の学校が“騒音”へ苦慮している。大会では、事前練習も含め4日間にわたり住宅街に近い海上を飛行するため、試験日程や授業の変更を余儀なくされた学校も。大会実行委員会は極端な騒音を否定したうえで、飛行日を減らすなど対応も強調するが、近隣学校の教諭は「授業に差し支えるのは事実」と訴える。

 同公園での開催は今年で3度目。3、4の両日、世界各国のトップパイロットが小型プロペラ機で同公園沿岸付近の海上コースを飛行、タイムを競う。

 実行委や同市観光MICE企画課によると、前回大会では約9万人が来場するなど大盛況だった一方で、近隣住民からエンジン音への苦情が相次いだ。コースからおよそ1キロ離れた場所にはマンションなどが密集しており、「うるさい」「仕事にならない」といった声が多く寄せられた。

 今年は大会当日のほか、前日と前々日の午前9時~日没ごろまでテスト飛行が行われる予定。テスト飛行は平日のため学業への影響も。同区内の県立高校は当初2日に同校で予定していた実用英語技能検定(英検)の日程変更を決めた。騒音のリスニングへの影響を考慮したもので、受検する生徒へは2日後の別会場での受験を指導したが、「スケジュールが狂った」という不満の声も聞かれたという。

 また、別の高校は騒音などを想定し、テスト飛行当日は授業を体育祭に切り替えた。前回大会時も騒音で「生徒が授業に集中できない状況だった」と教諭から報告があったという。プロペラ機のエンジン音は実行委測定で約77デシベル千葉市が定める航空機騒音基準の65デシベルを上回るが、同大会のような曲技飛行は基準の対象外なうえ、飛行コースから約200メートル離れると45デシベルに下がる(実行委担当者)という。

 担当者は「トラックの走行音は約90デシベルともいわれる。聞き慣れない飛行機のエンジン音は耳につきやすいのだと思う」と指摘する。近隣の小学生をテスト飛行の見学に招待したり、3日間だったテスト飛行を、今大会は2日間に短縮するなど対応も強調。「学校や住民へは説明会やポスティングなどを通して周知を徹底し、協力を呼び掛けている。安全上から、これ以上テスト飛行期間を短くすることはできない。ご理解を」と呼び掛けるが、近隣学校の教諭は「授業に差し支えるのは事実。中止しろとも言えない」と頭を抱える。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170601-00010007-chibatopi-l12