マジで、犯罪行為を立証しない限り、森友学園に関して野党が有利になる訳無いんですけどね
3月31日深夜（4月1日未明）に放送されたテレビ朝日系「朝まで生テレビ！」で民進党の福山哲郎議員を相手に主張を展開した国際政治学者の三浦瑠麗氏が話題になっています（画像は番組より）。
「落とし所逆に聞きたい」
これは森友学園問題について「早く収束して欲しい」としながらも疑念が広がる一方だと政府を批判していた民進党の福山議員に対して、安倍首相の「辞める」発言をきっかけに民進党が政治問題化させたと指摘した三浦氏が斡旋収賄罪の証拠もなく忖度が犯罪ではない以上「どこを落とし所にするんですかっていうのは逆に私はお聞きしたい」との見解を示していた際の語り口が注目を集めているというもの。
番組では8億円の土地売却価格減額以外にもFAXの話が出ているなど「あちこちにいろんな問題が広がってしまっている現状」と懸念を呈していた福山議員がその一方で「他にやらなきゃいけないことが沢山ある」「早く収束して欲しい」「どうやって政府、総理はこの問題を」と政府側に収束努力責任があるとの立場を見せていたのに対して、その後発言した三浦氏はこう述べていました。
三浦「ただこの問題安倍総理がですね『私や妻が関わっていたら総理を辞めます』って言ったところから政治問題化して、民進党の方々は『これは攻めどころだ』と思ったわけじゃないですか。（中略）収賄があったのか。斡旋収賄罪が成立するのかっていう問題になるので、（中略）これは斡旋収賄罪のケースじゃないですよね（中略）忖度はねぇあの犯罪になんないんですよ。（笑）だから、どこを落とし所にするんですかっていうのは逆に私は4野党（与野党？）にお聞きしたいですけどね」
話題になっているのは三浦氏の発言中、福山議員がどことなく気まずそうに見える表情であった点も理由のひとつになっているようですが、福山議員はしかしその後このように述べて収束させるための努力責任が政府側にあるとの考えを崩すことはありませんでした。
福山「総理にですねどうやってこれ決着つけるつもりですかと、総理が言い出したことですよって（田原「安倍さんは決着ついたつもりでいるんじゃ」）全然決着ついてないですよ世の中から言うと。（中略）8割方の人が説明納得出来ないよって言われてるわけです。だからそこのところについては我々野党の立場で言えばそこは説明ちゃんとして下さいと求めざるを得ないので、ましてや我々が参考人だと言っていたもの、全部蹴っ飛ばしてたの急に証人喚問にレベルを上げたのも与党側ですから」
三浦氏と福山氏の発言
三浦「あの基本的にこの問題が予算委員会でやるには小さすぎるっていう河野（太郎）さんのご意見は私もそう思うんです。そうすると学園を追及するには国会の場は大きすぎないかっていうのがあって、ただこの問題安倍総理がですね『私や妻が関わっていたら総理を辞めます』って言ったところから政治問題化して、民進党の方々は『これは攻めどころだ』と思ったわけじゃないですか。政治なんですよね。
で、誰がやったかわかんないんだけど政治家の口利きがあったことは状況から推し量るにあったんでしょうと。ただこれは収賄があったのか。斡旋収賄罪が成立するのかっていう問題になるので、本当に政治家のスキャンダルにするためにはですね、総理が言った言わないの問題を超えてやはり本当に誰かが不当に賄賂をもらってたかどうかという問題にならないと追い詰めようもないので、これ終わりどころがないと福山さんおっしゃったんですけど、それはあの証拠を見つけられないし、別にこれは斡旋収賄罪のケースじゃないですよねだって賄賂もらわないケースだって寄付貰ったって主張（田原「福山さんの言葉なんて」福山「忖度」）忖度ですよね、で忖度はねぇあの犯罪になんないんですよ。（笑）だから、どこを落とし所にするんですかっていうのは逆に私は4野党（与野党？）にお聞きしたいですけどね」
（中略）
田原「さぁ、野党としてはこれからどうするつもりなの」
福山「現実問題として他の課題もやらなきゃいけないと私は思ってますから、総理にですねどうやってこれ決着つけるつもりですかと、総理が言い出したことですよって（田原「安倍さんは決着ついたつもりでいるんじゃ」）全然決着ついてないですよ世の中から言うと。で、支持率が落ちないというのはおそらくですね、このことに対して安倍政権の、何ていうか信頼性とかではなくて、これだけ安全保障も経済も複雑な中でですね、別に総理を変えようとかですね、政権を変えようという話では無いんだと思います。ましてや自民党の中にも安倍総理に対する対抗馬の総理候補があんまりいらっしゃるわけでもないし、民進党にその期待があるわけではないから、支持率は下がらないけど河野先生が言われた通りやっぱり8割方の人が説明納得出来ないよって言われてるわけです。だからそこのところについては我々野党の立場で言えばそこは説明ちゃんとして下さいと求めざるを得ないので、ましてや我々が参考人だと言っていたもの、全部蹴っ飛ばしてたの急に証人喚問にレベルを上げたのも与党側ですから」
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