
建設作業をサボってるのかと思いきや、軍施設に無断で侵入・・・
完全にスパイやん・・・
中国が受注したインドネシアの高速鉄道事業は27日、中国人の作業員らが現場近くにあるインドネシア空軍の基地に無許可で侵入したとして逮捕されるなど、トラブルが相次いでいます。
インドネシア空軍によりますと、インドネシアの高速鉄道事業に関わる中国人の作業員5人が、27日、現場近くにあるジャカルタ東部の空軍基地に無許可で侵入したとして逮捕されました。
作業員らは、鉄道の建設を進めるためインドネシアと中国が作った合弁企業の下請け会社に勤めていて、軍の調べに対し、「鉄道建設のための土壌調査をしていた」と話しているということです。
ジャカルタとバンドンを結ぶインドネシアの高速鉄道を巡っては、日本との激しい競争の末に中国が受注し、3年後の2019年の完成を目指してことし1月に起工式が行われました。ところが、合弁企業がインドネシア政府に提出した書類に不備が見つかるなどトラブルが相次ぎ、今も着工しておらず、今回、作業員の逮捕で建設の開始がさらに遅れることも予想されます。