で、毎日新聞の海外公式サイトでは
「金は戻らず、拾った日本人が謝礼として全額要求し、応じなかったミュジャさんに暴行」
って記事に改変するんだろ(ー_ー;)
で、ミュジュさんは恩返しなんて考えずに日本で学んだ事を祖国で発揮するだけで良いんだぜ!
ミャンマーから新聞奨学生として来日したミュジャさん(21)が都内で紛失した現金約7万円入りの封筒が、匿名の拾得者を介して無事に戻ってきた。ミュジャさんは「日本人は拾った物を必ず届けると聞いていたが、これほど高額でも戻ってくるとは。本当に驚いた」と、感謝の念を深めている。【加藤隆寛】
エンジニアになる夢をかなえるため、ミュジャさんが来日したのは3月22日。同26日午後、東京都新宿区大久保の施設で研修を終え、配属先の毎日新聞駒沢販売所(世田谷区)に到着した後、リュックの中にあるはずの封筒がないことに気づいた。
「ありえないこと。パニックになってしまった」。封筒に入っていたのは6万2000円と95ドル(約1万円)の紙幣。カチン州で農業を営む父が、田んぼを半分売って工面してくれた当面の生活費だった。日本の紙幣に合うサイズの財布をまだ持っておらず、全財産を封筒に入れて持ち歩いていた。
「父に申し訳ない。家族の幸せのため、大事な田んぼを売ってくれたのに……」。祖国では両親のほか、27〜12歳の6人の姉妹が待つ。経済的理由や内戦事情により、夢をあきらめた姉もいる。「少しでも家族の暮らしを楽にできれば−−」。思い描いた夢に踏み出そうとした矢先の試練に、打ちのめされそうになった。
研修から同行していた同販売所の堀将一所長(38)は、相談を受け「駅の切符売り場で電子マネーの入金をした時に落としたのでは」と思い当たった。地下鉄副都心線・西早稲田駅に電話したところ、届けられていることが判明。拾得者は駅員に名乗らず、遺失物法で認められた報労金(謝礼)の請求権も放棄すると伝えていたという。
ミュジャさんは拾得者について「とても『心の白い』人。他人の心を理解できる、優しい人だと思う。私もあなたを手本にして精いっぱい生きていきたい」と話す。奨学生として2年間、日本語学校に通いながら新聞配達に励んだ後、日本の大学に進学するつもりだ。「拾ってくれた人だけでなく、所長や駅員の皆さん、日本国民の全員にもお礼を言いたい。夢のためにしっかりと頑張ることで恩返しできれば」と決意を新たにしている。
http://mainichi.jp/articles/20160407/k00/00e/040/236000c