ARIA Company業務連絡

日々の「タメ」になる情報を一切発信しないゴミブログです(*ノω・*)テヘ

オスプレイの横田配備を発表 日米政府

1353734713769
相変わらず、オメデタイ思考だなwww
配備先は米軍基地、日本に配備の決定権はございませんが? 


 日米両政府は、米空軍が特殊作戦に使う垂直離着陸輸送機CV22オスプレイを、米軍横田基地(東京都福生市など)に配備すると正式に発表した。二〇一七年後半に三機配備するのに続き、二一年までに七機を追加し計十機の体制とする。沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場には海兵隊仕様のMV22オスプレイが配備されているが、本土への配備は横田基地が初めて。夜間飛行や最も低ければ上空百五十メートルでの低空飛行訓練も想定されている。

 中谷元・防衛相は十二日午前の記者会見で横田配備を発表した。「安全性は十分に確認されていると判断した」と強調。「部隊が沖縄に所在しているため、沖縄に飛来することも考えられる」とも述べた。訓練は首都圏上空にとどまらず、米軍基地が集中する沖縄にも及び、さらなる沖縄の基地負担につながる恐れがある。

 中谷氏は、横田配備について「首都圏にオスプレイが存在することは、わが国全体の安全保障に資すると同時に、首都圏直下型地震南海トラフ地震などの大規模災害にも対応できる」とも語った。

 岸田文雄外相も記者会見で「日米同盟の抑止力向上につながり、アジア太平洋地域の平和に資する」などと強調した。

 米国防総省は十一日(日本時間十二日未明)、日本政府に先立って発表。配備目的を「日本やアジア太平洋地域での事故、災害を含む危機や緊急事態への即応能力を高めるとともに、自衛隊と作戦面での協力を高め日米防衛関係をより強固にさせる」と説明した。

 米側は当初、沖縄県の米軍嘉手納基地(嘉手納町など)への配備を検討。だが、日米両政府は普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設をにらみ、負担軽減に逆行すると批判されないよう、在日米軍司令部がある横田基地への配備を決めた。

◆安全性への説明不足

 米空軍の垂直離着陸輸送機CV22オスプレイ横田基地への配備で、日本政府は日米同盟の抑止力強化という意義に加え、災害対応など防災面のメリットを持ち出した。軍備強化のイメージを和らげ、周辺住民の反発を和らげるためだ。だが、開発段階で頻発した事故への懸念は消えていない。

 米国防総省はCV22について「優れた安全性を記録している」と説明するが、過酷な状況下で運用されるため事故率が高い。二〇一二年に防衛省が発表した資料では、十万飛行時間当たりの事故率は、MV22を大きく上回る。一二年六月には米フロリダ州で訓練中に墜落し、乗員五人が負傷する事故を起こした。横田基地周辺の住民が最も懸念するのもこうした点だ。

 しかし、中谷元・防衛相は配備を正式発表した十二日の記者会見で、機体の安全性について「確認されている」との説明に終始。その上、米側は低空飛行など危険度が増すとみられる訓練も計画していると日本政府に伝えている。しかも、周辺住民には事前説明がないままの一方的な配備決定。住民の理解を得るのは難しい。

http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2015051202000262.html