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流行語大賞を政治利用? 「集団的自衛権」+「ダメよ〜」の“並び”が醸す悪意

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まぁ、ユーキャン自体が左派だしねぇ~



 1日に発表された今年の新語・流行語大賞で、大方の予想通り、お笑いコンビの日本エレキテル連合の「ダメよ〜ダメダメ」が選ばれたのとは別に、「集団的自衛権」が選ばれたことがインターネット上で物議を醸し、「選考した人たちの政治的な意図があったのではないか」との疑惑まで広まっている。

 集団的自衛権とは、自分の国と仲間の国とでグループを作り、仲間が他国から攻撃されたら自国が攻撃されたのと同じだととらえ、仲間と一緒に、攻撃してきた国と戦う権利をいう。

 たしかに、集団的自衛権の行使容認が今年の大きな政治課題であったことは間違いない。7月に安倍晋三首相が集団的自衛権行使を限定的に認める閣議決定をした前後、朝日新聞東京新聞などの左翼系メディアが大騒ぎしたのも事実だ。

 ところで、大賞を決めた選考委員には、聖学院大学長の姜尚中氏やジャーナリストの鳥越俊太郎氏らが名を連ねる。鳥越氏は、大賞を決めた選評で「アベノミクスに始まり、集団的自衛権閣議決定とどれをとっても国民の過半数が反対している。なのに安倍政権は?ん〜ダメよ〜ダメダメ」として、安倍政権を痛烈にこき下ろしていた。

 そればかりではない。関係者によると「集団的自衛権」に決めた選考委員会のやり取りで、「『集団』も『自衛権』も理解しやすいが、『的』がなにかけむに巻くような機能を果たしている」との意見もあった。都内の宴会場で行われた表彰式では、そのことを記した発表資料が記者団に配られていた。

 選考委員の漫画家、やくみつるさんは表彰式で「審査は中立的な立場で行ったが、大賞となった2つの言葉が並ぶと一定の意味をなす。興味深い」と指摘した。集団的自衛権の行使容認を閣議決定した首相に対し、「ダメよ〜ダメダメ」と返す意味がふくまれている、とでもいいたかったのだろうか。

 さらに、選考委員会の事務局によると、「集団的自衛権」の受賞者は「辞退」したという。表彰式では、誰が受賞したかは最後まで明らかにされなかった。ただ、複数の関係者によると、本来は安倍首相が受賞するはずだったようだ。

 「やはり」というべきか。社民党福島瑞穂副党首は早速、ツイッターでこうつぶやいた。

 「今年の流行語大賞に『ダメよ〜ダメダメ』『集団的自衛権』。これを合わせて『ダメよ〜ダメダメ、集団的自衛権』。どう考えてもダメです。ダメなものはダメ」

 民主党有田芳生参院議員は、NHKが流行語大賞のニュースを報じたときのタイトルの並びをみて、ツイッターで「NHK。この並べ方がサイコー!『集団的自衛権』『ダメよ〜ダメダメ』が大賞」と大はしゃぎだった。

 こうした人たちの嬉々とした態度にかみついたのが、自衛隊出身の自民党佐藤正久国防部会長だ。

 ツイッターで「一部のメディアや政治家が意図を持って、その2つの言葉を並べたり、くっつけた見出しを使うと思われ、特に選挙戦での利用の可能性も否定できない。その場合、エレキテル連合が『政治利用』されて気の毒だ。皆さん、どう思いますか?」と疑問を投げかけた。

 一般のネットユーザーも「左翼がやりたい放題で政治的な言葉を選んでいると、賞のイメージが悪くなる」というような意見が多く見受けられる。

 ちなみに、「受賞者」とされる首相は1日夜、集団的自衛権が大賞に決まった感想を官邸で記者団に求められると、言葉こそ発しなかったが、左手を挙げて、うれしそうな表情を見せていたという。

http://news.biglobe.ne.jp/domestic/1209/san_141209_7291384735.html