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「次」見通し立たず=はやぶさ2

2011731200025
政治的側面じゃなくて、民意的に興味が薄いじゃん・・・
即、技術転用が見えない技術を日本人は冷遇するし・・・ 

 小惑星探査機「はやぶさ2」を載せたH2Aロケットは無事に打ち上がり、6年間約52億キロに及ぶ大航海に乗り出した。新たな挑戦は始まったばかりだが、はやぶさ2の「次」の探査機の見通しは立っておらず、初代が切り開いた日本の貴重な強みが失われる瀬戸際に立たされている。
 中国やインドなど宇宙開発に参加する国が増える中、月や小惑星などの将来の資源利用をめぐり、新たな秩序形成の議論が進むことが予想される。一方で、国際協力による宇宙探査が計画されるなど、宇宙開発は「競争と協力」の時代に入った。小惑星探査のように日本が得意分野で技術的優位を保つことは、秩序形成の議論においても国際的な発言力の維持につながる。
 しかし、改定が進む国の宇宙基本計画では、安全保障と産業振興が前面に打ち出され、宇宙探査や科学分野の地位低下が懸念されている。目先の需要確保も当然重要だが、先進的技術に挑戦する機会があまりに失われれば、長期的な技術力の維持と発展は困難にならざるを得ない。
 初代はやぶさの責任者を務めた宇宙航空研究開発機構川口淳一郎教授は、「真正面から国が防衛や産業を言い出すと、対立しか生まなくなる。科学技術は対立を緩和する手段になり、そうした国際貢献の仕方もある」と指摘する。
 国民的な関心の高いはやぶさ2の打ち上げが、宇宙開発の在り方を問う機会につながることが期待される。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141203-00000082-jij-sctch