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「究極の旅番組」、車窓から見える景色のみを30分堪能…「ヨーロッパの車窓だけ2」

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最近、VTR中に出演者の顔が小さく映しだされるのがウザい(゚⊿゚)イラネ
しかも、時々ニュース番組でもやりやがる・・・

アナウンサーの表情なんか(゚⊿゚)イラネ!
アナウンサーは原稿読むだけイイんだよ! 

 どこか遠くへ、旅に出たい-。

 そんな行き場のない日々の鬱屈を、自宅にいながらにして慰めてくれるのが旅番組の妙味だ。ただ、芸能人がにぎやかにグルメや交流を楽しむ番組を見るには疲れ過ぎている…。BS12 TwellV(トゥエルビ)の「ヨーロッパの車窓だけ2」(水曜午後9時)は、そんな視聴者にぴったりの鉄道紀行番組。ストイックなまでの内容は視聴者から「究極の旅番組」とも呼ばれ、じわじわとファンを増やしている。

 番組構成はいたってシンプル。欧州の鉄道の車窓から見える風景が約30分間、流される。番組冒頭にほんの少し、乗り込む駅や鉄道、町の紹介がナレーションで説明されるが、その後はひたすら「車窓だけ」の映像が続く。

 もちろん、タレントやリポーターといった出演者は登場しない。BGMも一切流れず、聞こえるのは「ゴーッ」という鉄道の走行音や、現地の車内アナウンス音…。しばらく番組を眺めていると、自分がいるのが旅先なのか、テレビの前なのか分からなくなるような、奇妙な感覚に襲われる。

 同局によると、視聴者からは「しゃべり過ぎるタレントもリポーターも一切なく、作為も演出もなし。鉄道旅番組の究極の姿」「旅番組ばかり見ていますが、数ある中で他の追随を許さない文句なしのベスト」といった称賛する声が寄せられているという。

 鉄道ファン、特に鉄道に乗ることを好む「乗り鉄」の支持も集めており、「お酒を飲みながら見ると、旅情感が半端ない」という意見も。流れる異国の風景をじっくり眺めるだけでなく、余分な映像や音がないだけに、食事や酒を楽しみながら、または好みの音楽を聴きながら…とそれぞれがリラックスした視聴方法を楽しめるのも番組の大きな魅力になっているようだ。

 番組は昨年10月~今年3月に第1シーズンが放送され、現在第2シーズン目。第1シーズンはDVD、ブルーレイ化もされており、発売元のポニーキャニオン担当者は「『環境映像』を求める需要もあり、息の長いソフトに育ってくれると思う」と期待を込める。

 9月26日に東京都内で開かれた番組試写会で、阿部秀司プロデューサーは「これまでの紀行番組は情報過多で、車窓だけをじっと見る番組があってもいいのではないか、という思い付き」と制作の経緯を説明。「第1シリーズで終わると思っていたけれど、多くのファンがいるということでまさかのシリーズ第2弾」と反響に驚いていた。

 また、試写会に参加したタレントの高田純次さんは「家を暗くしてお酒を飲みながら見るのがおすすめ。まるで本物の車窓から眺めているような感覚になって、色々なことを考えられる」と番組の魅力を語り、自身が出演している同局の紀行番組「高田純次のアジアぷらぷら」(日曜午後9時)もさり気なくアピールした。

 高田さんの言葉通り、自分を「非日常」に置くことで「日常」が相対化され、距離を取って見つめ直す機会を与えてくれるのが旅というもの。にぎやかな番組の多い地上波とは一味違うBSの空気感も、「非日常」を増幅させる舞台装置になっているのかもしれない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141103-00000509-san-ent