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橋下市長の定例会見が中止に 維新の中継カメラ導入要請に記者クラブが難色

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「国民の知る権利」はどこに行っちゃったの?
 大阪市橋下徹市長(44)が27日、大阪市役所での定例記者会見前に、会見場に大阪維新の会のインターネット中継用カメラを入れることを要請した。しかし、会見を主催する市政記者クラブ側と折り合いがつかず、定例会見が“中止”となった。

 橋下市長は毎日の登退庁時に市長室前ロビーで行う「ぶら下がり会見」とは別に、定期的に市政記者クラブ室で定例会見を行っている。定例会見は、記者クラブ主催で、2部構成。第1部が市政関連、第2部は国政から時に芸能ネタまでジャンルを問わず質問に答えている。

 この日、会見場に姿をみせた橋下市長は、事前に維新のカメラを入れることを要望したが、クラブ側から断られた経緯を述べ、その理由をただした。これにクラブ側は「各社で協議し、報道目的に限らせていただいているので、政党としてはご遠慮いただいた」と回答した。

 しかし橋下市長は「皆さんの了解が必要なのは承知しているが、ここでしゃべったことが(報道機関だけでは)全部伝わるわけじゃない。僕はしゃべったことを維新のホームページで(動画で)全部伝えたい」と説明。「報道に免許、資格要件はない。維新のホームページという媒体を使う。僕は事実を客観的に伝えることが報道だと定義をしているので、政党でも報道になるのではないか」と主張した。

 一方で、「維新のカメラも入れるあっちでやりましょうか」と、市政記者室での会見を、場所を変え、市長室前ロビーでの「ぶら下がり会見」方式に変更することも提案した。これに対しクラブ側は「持ち帰って協議する」とした。

 結局、市役所側の“仲裁”もあり、この日の定例会見は市役所HPでも全内容が動画配信される第1部のみを行い、第2部はクラブ側の協議結果待ちに。約40分後に中止が決まった。市役所によると、クラブ側が次回定例会見までに結論を出すことを決めたという。

 今回の橋下市長の要請は、今年2月から大阪維新の会が公式ツイッターアカウントを通じて選挙演説や、「ぶらさがり会見」の全内容を、動画で生中継(ツイキャス)しているシステムを定例会見にも導入し、生中継&動画掲示しようというもの。

 昨年の従軍慰安婦発言の際には橋下市長は「発言の前後が切り取られ、真意と違う形で報じられた」と不満を訴えた経緯もあり、発言の全内容を公開したい考えだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140327-00000055-dal-ent