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北海道・遠軽の女児自殺:損賠訴訟、あす判決 追い詰めた事実認めて 父、制服に願い込め

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北海道の教育機関は特にアレだし、日本の教育者精度を一度崩壊させる必要があるだろう!
 北海道遠軽町で2008年4月、町立小6年の今野彩花(あやか)さん(当時11歳)が自殺したのは担任教師の行き過ぎた指導が原因だとして、両親が町と道に対し約7800万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が3日、札幌地裁(千葉和則裁判長)で言い渡される。裁判では町や学校側は全面的に争う姿勢を通したが、父富治さん(60)は判決を前に「娘を追い詰め、自殺させた事実を認めてほしい」と静かに語る。【山田泰雄】

 今野さん宅の仏間には、彩花さんが一度も袖を通していない高校のセーラー服が掛けてある。2年前までは中学の制服だった。「こんなことぐらいしかしてやれないから」。富治さんは寂しく笑う。

 両親が、担任教師の指導に疑問を抱いたのは5年生の2学期。彩花さんが、いつまでたっても夏休みのドリルを持ち帰ってくるので理由を尋ねると「問題の1カ所にだけ、何度提出してもただバツを付けて突き返される」と打ち明けた。母道代さん(59)が教師に問いただす11月まで続いた。その後も、器楽演奏の練習で一人だけ居残りさせられたという。

 それまでは“皆勤賞”だった彩花さん。3学期には「もう、学校行くのいやだ」と休みがちになり、春休みには「6年生になってもあの先生なの」と何度も訴えた。自宅のトイレで首つり自殺を図ったのは、始業式を控えた4月3日。病院で11歳の人生を閉じたのは翌4日夕方だった。

 両親に大きな不信を与えたのは、学校や町側の対応だった。彩花さんの死の直後、学校は町教委に事故報告書を提出していたが、富治さんがそれを知ったのは2年以上も後。しかも、死因を「多臓器不全」と記載し、自殺のことは何も書かれていなかった。「このままでは、彩花の死がうやむやにされてしまう」。残された道は提訴しかなかった。

 富治さんによると、町は一度は両親宛ての文書で指導の行き過ぎを認めた。しかし法廷では「あれは今野さんに配慮してのこと。誇張し過ぎだった」と手のひらを返し、「多臓器不全」の記載も「今野さんが当初そう言っていた」と主張したという。富治さんは「子供第一とは全然考えず、保身だけだ」と憤る。

 裁判では「指導の行き過ぎ」が争点となったが、富治さんは彩花さんの友人や保護者仲間に証言を求めることはしなかった。狭い地域で、周囲に迷惑を掛けたくなかったからだ。「今回の件では、子供たちにも本当に悲しい思いをさせた。それも学校や町には、人ごとなんでしょうか」
http://mainichi.jp/area/hokkaido/news/20130602ddr041040006000c.html